6-6ニオイ

化学物質の刺激が鼻膣内にある嗅覚受容体で反応し、作り出された嗅覚信号が脳に伝わることによってニオイを感じることが出来ます。しかし、嗅覚受容体はただ1つの物質のみが結合するのではなく、何種類かの分子が結合することが出来ます。そして、ある物質は何種類もの受容体とも結合できるものもあります。ニオイは活性化された受容体の種類を脳が認識することによって区別されます。


☆ニオイ発生の仕組み☆
ニオイはニオイ物質と受容体が結合することによって発生します!

しかし!
ニオイ物質と受容体の形が合致しないとニオイは発生しません。

また、ニオイ物質と受容体には様々な種類の物があり、
結合する受容体の種類によって発生するニオイは異なります。

また、複数の受容体に結合するニオイ物質もある。

色々な組み合わせから様々なニオイが発生します。

まだ発見されていない物質も多く、ニオイの発生はとても奥が深いのだと感じました。
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