8-8エネルギー モノは何故見える

前回7-7でポテンシャルエネルギーに触れましたが、これに関係するエネルギーに、位置エネルギーと運動エネルギーがあります。位置エネルギーとはmghで表すことができ、質量(kg)×動力の加速度(9.8m/s-2)×高さ(m)で計算することが出来ます。運動エネルギーは1/2mv2と表すことができ、1/2×質量(kg)×速度で計算することが出来ます。高い所から物を落とすとエネルギーは大きくなります。※図1また、質量が大きければ大きいほどエネルギーは大きくなります。※図2
図1図2
 力=質量×加速度で求められます。[N]=[kg・m/S2]これによって力は計算できる。ここに長さ(m)をかけることによって、ある力でどのくらい動かしたかというエネルギー、[J]を求めることが出来る。エネルギーと言ってすぐに頭に浮かぶのはcalだと思います。1calは1gを1℃あげる為に必要なエネルギーの事を言います。1calは4.184Jです。[J]=[kg・㎡/S2]=2000calということから[J]もエネルギーということが分かります。
 エネルギーには様々な種類があります。例えばペンを机の上に落とす時、手に持っている時は位置エネルギーであり、ペンが落ちている時、位置エネルギーは運動エネルギーになります。そして、机に落ちた時は運動エネルギーが「ドンッ」という音エネルギーや机を振動させる振動エネルギーなどに移り変わります。

おまけ♪
モノが見えるのは、網膜上の視物質の中にある分子(視物質ロドブシンの場合はレチナール)が光を吸収して構造変化し、その構造変化が周囲のたんぱく質をひずませて、信号が脳に伝わるためである。
引用

緑色の葉っぱは緑の補色を吸収している為に、緑色に見えます。色々な色が出ているテレビは赤・青・緑の3色を組み合わせて出来ているのです。