10-10ガラス点移転と融点 ☆ sin cos グラフ

高分子とは沢山の原子が繋がってできた長い分子のことをいいます。高分子は気体にはなりません。しかし、分子が動くことによって固体からドロドロの状態にはなることがあります。例えばジャージは高分子で出来ています。体育などでスライディングなどをして膝のあたりが溶けた覚えはありませんか?私は結構活発だったので鮮明に覚えています。いったい中学だけで何度穴が開いたことか…。
あと、高分子には温度が上がると早く溶け易くなるという性質をもっています。例えば、ビニールシートを思い浮かべて下さい…冬は硬くありませんか?夏には日に当たって暖かくなってぐにゃぐにゃな状態ではありませんか?
高分子は図1のように分子が綺麗に整列している結晶部分と分子がぐにゃぐにゃしている非結晶部分があります。
図1
そして、この非結晶部分が溶ける温度をガラス点移転と言います。そして、結晶部分が溶ける温度を融点と言います。例えばガムのベースはポリ酢酸ビニルなのです。なので、ガラス点移転30℃です。ということは…30℃以上の温度でやわらかくなる!確かに、始めの状態は固体ですが、噛んでいくうちにやわらかくなりますよね。これは噛むことによって温度が上昇したからなんですね♪しかし、学校や廊下にたまに見かけるガム…口から出て再び固まってべっとり地面にくっついていますよね。恐るべし。
高分子は温度が上がると溶ける…!アイロンがけが大変!!溶けちゃうじゃないですかぁ!皆さん、高分子はアイロンをかけると溶けてしまいますよ。気をつけて下さい。


話は変わり、PCを使いこなすのにはエクセルが使いこなせなければなりません。しかし、こればまた難しいんですよね。私はこの夏休みにPC検定のエクセル活用を受けたのですが、やはり、難しかったです。あと4点というところで落ちてしまいました。せっかくなので、卒業までには取りたいとおもっているのですが、次はいつあることやら…。しかし、エクセルの講座は為になりました。今まで使っていてもこんな機能があったのかということが沢山あり、勉強になりました。学んだことを活かしていけたらと思います。
今回は丁度講義でsin cos のグラフを作ったので載せておきます。
図2
これは例えばsin0=1、cos0=0、とういことを表しています。
このグラフの作り方
図3
エクセルで図3のように表を作り、範囲選択してグラフウィザード→折れ線グラフで作れます。試してみて下さい。